商品名第七官界彷徨

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税込 670
(税抜¥620

商品番号 b_lad019

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尾崎翠の代表作であり畢生の名作、また乙女的な観点からも様々に語り継がれる傑作『第七官界彷徨』。赤いちぢれ毛の少女・町子がその兄と従兄と3人で暮らす下宿を舞台として、彼女の視点で語られる青年2人の奇妙な個性と行動、また彼女自身の淡い恋など、小さな出来事が重なって進んでゆく小説世界は、読者の不思議な感覚と新しい認識を呼び覚まさずにはいられません。植物の実験、苔の恋、音の狂ったピアノ、分裂心理学など随所にちりばめられたモチーフが奇妙で魅力的な音を奏で、尾崎翠のその唯一無二の言語と空間がひろがる不思議さと面白さ。何よりも、主人公・町子の仕草、行動、思考、そのすべてが切なく愛らしく、この可憐な名作のヒロインにふさわしいたたずまいには共感と哀感を覚える人も多いのではないでしょう か。名久井直子さんの美しい装幀によるハンディな文庫で読めるのも魅力的な本書です。

商品情報

著者:尾崎翠 / 出版社:河出書房新社(河出文庫) / 105mm × 150mm / 189P / ソフトカバー

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