『隙ある風景』にはなんだか先を越されてうれしい、
そんな奇妙な気持ちになった。― 都築響一 (編集者) 著者「ケイタタ」自らスーパーやお店で貰ってきたダンボールを表紙に使った奇天烈な装幀が話題を呼んだ写真集が待望の増刷。特殊な制作過程ゆえに、どれひとつとして同じものがありません。(※どうぞご了承ください。) 街場で遭遇した人々の「隙あり!」な風景。自動販売機の灯りで読書をするサラリーマン、ガラケーをアイマスクに睡眠をとるひと。本当のできごとなのかと、目を疑ってしまうほど気の抜けた場面の連続に、思わず笑ってしまいます。写真に添えられたタイトルも、皮肉が効いて良い塩梅です。
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