文芸誌『MONKEY』上で行われた、小説家・村上春樹、翻訳家・柴田元幸による夢の翻訳対談。その対話7本と柴田さんの明治までの「日本翻訳史」を書いた一篇をまとめた一冊。オースター、カーヴァーら、今や日本でもメジャーな作家たちも、このふたりがいたからこそ、ほぼ全ての著作を日本語で読むことができる。対談に加え、ふたりが選ぶ「復刊してほしい翻訳小説 50」のリストや、カポーティ、フッツジェラルド、チャンドラーのそれぞれの翻訳比較など、海外文学ファン、特にアメリカ文学好きにとってはたまらないページも収録。米文学に読者として、小説家として、翻訳者として長く携わってきた「村上柴田翻訳堂」だからこそ語れる金言が多数散りばめられています。
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