「街と山のあいだ」をつなぐ小冊子“murren”(ミューレン)。Vol.24のテーマは「葉で包む」。食物を包むものとしてなじみのあるホオノキや笹の葉、サクラなどをはじめ、ゲットウ、サンキライ、海藻、木、バナナなど…。同じ葉っぱでも、地域や家ごとに包む姿が変わっていくのも面白い。自然界のものをそのまま道具として活用していたひと昔前の時代。それから現在にいたるまで続いている知恵のひとつひとつを、編者である若菜晃子さんの体験をもとに綴られた小文と写真とで紹介する一冊です。
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