北海道、ニセコの森より発信する、スノーカルチャー誌の3号目。川端康成の小説『雪国』の舞台となった湯沢の宿を皮切りに、巻頭特集では新潟県をとりあげます。洋画家・富岡惣一郎が描いた「白の世界」や、1940年代、豪雪地帯における農村を撮影した写真家・濱谷浩の作品。越後にゆかりのある人々や文化を通じ、この地域の魅力を伝えます。
その他、グリーンシーズンには冬季とは一転、蕎麦職人、ワイン農家として、その土地の食の恵みに携わる人々を紹介するなど、今号も本誌ならではの視点がひかります。スキーやスノーボードはもちろん、雪が暮らしにもたらす豊かさを、丁寧に教えてくれる稀有な雑誌です。
| |