ミニコミ誌『なんとなく、クリティック』、『nu』、『DU』それぞれの編集人が共同制作する『なnD(なんど)』第5号が届きました。ひとまわり小さく、文庫のサイズに姿を変え、初のカラー表紙で臨む今号には「3月 東京」というサブタイトルが付いています。編集者3人が2017年3月に東京で出会った人々と交わした27の話をまとめたドキュメントブック。会った場所、日付、時間が一緒に書かれた目次。荻原魚雷さん、近代ナリコ、前野健太、迫川尚子ら既に多くの人に馴染がある方に加えて、古本屋百年の店主・樽本樹廣さん、音楽レーベル、スウィート・ドリームス・プレスの福田教雄さんら、今注目の人物も多数登場します。まもなく夏葉社より単著が刊行される、雑貨店FALLの三品輝起さんが自らその著作について語った文章など、西荻窪を中心に全国へと広がりをみせる熱い空気が存分に伝わってくる一冊。
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