土曜社から刊行された“マヤコフスキー叢書”全十五巻。ロシア・アヴァンギャルドを代表する詩人、ウラジーミル・ウラジーミロヴィッチ・マヤコフスキー。自ら拳銃の撃鉄を起こし、36歳の短い生涯の幕を引いた稀代の詩人が残した、数多くの詩と戯曲、そして自伝。マヤコフスキーの訳業、あるいはその研究における第一人者である小笠原豊樹さんが、翻訳作業をすすめるなか、志半ばで急逝し、刊行続行が危ぶまれましたが、過去の全集を基に当初の予定通り、全巻がついに出揃いました。いまや、マヤコフスキーの作品に触れることができる数少ない資料。土曜社らしい、素朴かつ、クールなデザインと、各巻の当時の写真を用いた造本も魅力的な叢書です。
【セット内容】1.ズボンをはいた雲 2.悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー 3.背骨のフルート4.戦争と世界 5.人間 6.ミステリヤ・ブッフ 7.一五〇〇〇〇〇〇〇 8.ぼくは愛する 9.第五インターナショナル 10.これについて 11.ヴラジミール・イリニチ・レーニン 12.とてもいい! 13.南京虫 14.風呂 15.私自身
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