商品名たしなみについて

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税込 691
(税抜¥640

商品番号 b_new170

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1948年初版発行、四十代に差し掛かる以前の白洲正子が綴った57の断章からなる「たしなみについて」。能楽、骨董、古典などに通じた確かな教養を背景にしながら、そこには知識をひけらかすような態度は微塵も感じられず、ただ自らが見聞してきた作品や文化のなかに宿る真と美を頼りに語る、ひとりの女性の即物的な強さが表れています。すぱりと切れるような語り口でありながら安易な正答を提示するわけではなく、むしろ矛盾を矛盾のままに受け入れるような構えや、ひとくちには決して語れない機微や情趣を感じ取ることこそが大人になることであり人の成長であるということが繰り返し語られています。時代は変わっても人間にとっての本質は不変であることを彼女が古典に見出したように、21世紀を生きる私たちにもまたこの気高い随筆家が残した言葉は古びることなく、それぞれの来し方と行く末を叱咤まじりに照らしてくれることでしょう。「いい本というものは、一回読んだらそれで解った、と思うのはあやまりで、何回も何十回も、ついには一生を友として送るべきです。子供の背丈をしるす様に、それは自分の為のいいメモリとなりましょう。」(本書より)
「新しい女性の為に」「智慧というもの」「創造の意味」などを併録。現代的なその意義を説いた文庫新版の解説は、武田砂鉄さん。
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商品情報
著者白洲正子
カバーデザイン山元伸子
発行河出書房新社(河出文庫)
サイズ105mm×150mm
その他177P/ソフトカバー

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