商品名もうろく帖

価格
税込 2,200
(税抜¥2,000

商品番号 b_pub_sur039

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「わたしにはもうろくのけいこをする機会があった。うつ病期間三度。そして今や本番。」70歳を超えて「もうろく」を意識するようになったという、鶴見俊輔氏が自分でこしらえた「もうろく帖」なる覚書ノートをまるごと一冊の本に仕立てました。世の中と自分、晩年、最期、別れた友たち。それらを短い文で時に訥々と、時につぶてのように鋭く書き出した、一人の哲学者のはだかの思考が詰まったこの上なくユニークで味わい深く、かつどこか不思議な透明感に満ちたこの小さな本。2015年に93歳で没した著者の思想の晩年の足跡をたどる上でも貴重なノートであると同時に、純粋で豊かな言葉の世界に遊ぶことのできる、この版元ならではの楽しい一冊でもあります。「人にほんをおくらないことを原則とする」「正しいものだけが正しいのではない」「今ここにいる。ほかに何をのぞもうか。」…氏の遺した断片のひとつひとつをかみしめつつ。
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商品情報
著者鶴見俊輔
発行編集グループSURE
サイズ108mm x 152mm
ページ数189P
その他ハードカバー

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