商品名散歩のとき何か食べたくなって

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税込 649
(税抜¥590

商品番号 b_se006

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鬼平の生みの親は、稀代の食いしん坊でもありました。神田のそば、目黒のとんかつ、京都の菓子。自身が愛した数々の店や場を思い出とともに綴った本書は、池波節とも呼べるその粋な語り口調とともに、長く読者の心に沈み込む不思議な魅力があります。単なる食へのこだわりといったものではなく、人生、スタイル、価値観に至るまで様々に反映される「食の情景」は、まさにこの人ならではの世界。数々の時代小説にもあらわれる、その食への独自の眼差しとセンスが本書でも存分に堪能できます。書かれたのは昭和52年。その頃と現在の状況は大きく変わっているかとは思いますが、それでも著者自身も文庫化にあたり再取材はしなかったと述べるように、ここで大切なのは情報ではありません。この本を心の師として食巡りをした人は数知れず。食エッセイの既に古典であり、スタンダードとも呼べる名エッセイ集です。
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商品情報
著者池波正太郎
出版社新潮社(新潮文庫)
サイズ105mm × 150mm
ページ数225P
その他ソフトカバー

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