1970年のアメリカで、二人の女性により執筆され、日本では片岡義男が翻訳を手掛けた『チープシック』。黄色の表紙が目印の、今なお色褪せることのないファッションバイブルです。
雑誌のモノマネや、安ければ良いという訳ではなく、服とは生き方。本当の自分になれる、自分を引き立たせてくれる服の着こなしを教えてくるのが本書です。ベーシックなストレートジーンズやアイビーリーグ、軍隊の作業着に民族衣装など、古今東西の豊富な写真ともに、世のファッションの成り立ちや有り様を紹介します。これらインスピレーションを刺激する着こなしの数々に、自分なりのスタイルを試したくなるはず。独自の服装哲学が身につけば、お金やエネルギーを無駄に浪費する必要もありません。着ていて気分がよい、あなたらしさのの指標になってくれることでしょう。