「タイム」「ライフ」などで紹介され続けてきた世界の子どもたちの写真を、一堂に集めその世界を更に深めた写真アンソロジー。「無限の可能性」「理想派」「赤ちゃん」など、6章にテーマをわけ、20人のカメラマンたちがとらえた時代時代を映す子どもたちのモノクロの写真を丁寧に紹介。その表情、その輝き、そのシチュエーションの妙に、子ども写真の魅力と歴史を感じます。70年代に日本で翻訳刊行された本書ですが、地味ながらいつまでも味わいの深い一冊です。古い本ですので、小口や見返しのシミなど若干ありますが、おおむね古書として標準的な状態です。