1960年代から世紀を跨ぎ活躍したミラノ出身の漫画家、グイド・クレパックス。その繊細な描線、実験性とグラフィズムを行き来するアート作品のようなコマ割り、背徳性とセットになった強烈なエロティシズムは後続の多くの作家たちに多大なる影響を受け、コミックという枠を超えてコレクターやファンの多い作家です。この度、クレパックスを熱狂的に受け入れた国の一つであるフランスより、1970年代前後に刊行された貴重な作品の数々が入荷しました。こちらは、ヴァレンティーなとは別のクレパックス・ミューズ、ビアンカが活躍するポップでサイケデリックな傑作!日本語翻訳時には吉行淳之介が序文を寄せました。経年により多少綴じがゆるくなっていますが他特に目立ったダメージなし。
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